中国社会科学研究会定例研究会 2008年度シンポジウム「日本から見る現代中国の歩み ━━経済・社会・国際関係のアプローチ━━」
< 趣旨 >
2009年秋は中国の建国60周年、日中国交正常化37周年を迎える。半世紀の歩みは人類の歴史からみると一瞬にすぎないが、現代中国が政治・経済を始め、あらゆる分野でかつてない広さと深さで世界とリンクしようとしている。この先、中国はどの方向へ、そして世界、アジア、日本といかなる関係を築いていくのだろうか。「前事の忘れざるは後事の師なり」、現代中国のこれまでの歩みを理解する上で、中国と日中関係の未来を見据える趣旨で2008年度のシンポジウムを開催する。今回は歴史を読み直す視点から、経済、社会及び国際関係のアプローチで、日本人、在日中国人研究者及びすでに帰国した中国人学者達の現代中国と日中国交回復後の日中関係に関する知見を深めようと試みる。
日 時: 2009年3月1日(日曜日)14:00〜18:30
場 所: 早稲田大学国際会議場第二会議室【地図】
言 語: 日本語、中国語(通訳付き)
参加費: 無料、申し込み不要
主 催: 中国社会科学研究会、早稲田大学現代中国研究所
プログラム
14:00−14:04 開会挨拶:
杜 新(中国社会科学研究会代表)
14:05−15:00 基調講演:
毛里 和子(早稲田大学教授)
朱 建栄(東洋学園大学教授)
15:00−16:30 パネルセッション:歴史の証言━生きた証人の語り
片寄 浩紀 (日本国際貿易促進会専務理事)
岩城 浩幸(TBS報道局解説・専門記者室長)
高橋 伸夫 (慶應義塾大学教授)
コーディネーター: 楊 志輝(恵泉女学園大学特任準教授)
16:30−16:50 休憩
16:50−18:20 第二セッション:今日との結びつき━研究者の眼差し
報告「日中国交回復後の日中関係における経験と教訓」
報告者:周 永生(中国外交学院教授)「金融危機を背景にした日中経済関係」
報告者:陳 子雷(上海経済貿易大学教授)「中国の日本留学事情 ━08年中国調査から━」
報告者:坪井 健(駒沢大学教授)
コメンテーター:劉 傑(早稲田大学教授)、村田 忠禧 (横浜国立大学教授)
18:20−18:30 総括:朱 建栄(東洋学園大学教授)